どんなお米？
・新潟県北部に位置し、魚沼や佐渡と並ぶ新潟県の三大産地のひとつ。
新潟県村上市岩船(旧朝日地区)で米を育てています。岩船は大変生産量が少ない地域です。
ブナの原生林が蓄える、冷たくミネラルが豊富な水に支えられたこの土地は、平地から標高三〇〇メートルに及ぶ最奥地までの急斜面に這うように棚田が作られています。
昼から夜にかけては、圧倒的な寒暖差が訪れます。 厳しい自然環境で、人の手が欠かせない中山間地域で大切に育てられたお米です。
自家製ぼかし肥料などの有機肥料を使用しています。（写真　岩船コシヒカリ「朝日地区」）

・貝沼農場が米作りをするのは、標高約300mに位置する田んぼ。山間地特有の昼夜の激しい寒暖差が特徴です。
特に、稲がお米を実らせる登熟期の頃には、昼夜の寒暖差がより激しくなります。
一気に冷え込むことで稲は活動を抑え、昼間に生み出した甘味の素「でんぷん質」を蓄えます。（写真　貝沼農場写真）

・朝日地区は、冬には多くの雪が降り積もる豪雪地帯。なんと、5月上旬まで雪が残っているそうです。
豊富な積雪は、春から夏にかけて、ミネラル豊富な雪解け水として田んぼを潤します。
栄養豊富な雪解け水を吸って育った稲は、旨味のあるお米を実らせます。（写真　ミネラル豊富な雪解け水）