玄米屋 ウエトミ

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(木・祝定休日)

おいしいごはんを炊くためのポイント

手早く洗う(研ぐ)

お米についているぬかや汚れを落とすため、水をいっきに注ぎ、手早く2、3回かき混ぜ水を捨てます。お米のまわりを覆っている糊化層をとるため、水を注ぎ手の平の付け根の部分でお米を押すようにして研ぎ、濁った水は捨てます。2、3回繰り返します。

※糊化層とは、精米した時の熱で米粒の表面にできる脂質とたんぱくの膜。きちんと洗うと水に溶けて流れますが、サラサラと洗う程度では糊化層が付いたままなので米粒は水分を十分に含むことができず、熱の伝導も悪いため炊いてもふっくらしたおいしいご飯が炊けません。

お米は研ぎすぎて割れるということはありません(割れるのは悪いお米)お米は研ぐほうがつや・粘り・香り・うまみがでておいしくなります。無洗米であっても1回は研いでください。反対にカレーなど硬いお米が良い場合はサラッと研いでください。

一度お試し下さい。炊き比べると違う種類のお米ではないかと疑うぐらい違いがでてきます。そもそもお米を研ぐという作業は糊化層をとるためです。ぬか層と糊化層は違います。

米とぎボウル

底の凸部にお米が当たり、均一にむらなくとげるボウルです。
炊きあがりもふっくら、ツヤツヤ!

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浸水

夏は30分以上、冬は1時間以上の浸水がベスト。暑い夏、夜の間に用意する場合は、1合の水にひとかけら氷を入れるのも良いでしょう(水が腐らないようにするため)もし浸水時間がなくて急ぐ時はぬるま湯で10~15分浸けたあと炊いて下さい。おいしく炊きあがります。

  • どのくらい浸けたのかわからなくなった場合

    上層部の水が澄んでいて米粒が白く、もち米色になっていると、浸水が十分である状態ですので加熱してください。

  • 浸けすぎてしまっても大丈夫なの?

    米粒はある一定のところで飽和状態になり、それ以上水分を吸収することはありません。

蒸して混ぜる

蒸らした後、ごはんの上下を入れ替えるようにして混ぜ(天地返し)、米の味を均一化し、余分な水分を飛ばす。

これであなたも炊飯名人!
ぜひおいしいごはんを食卓に。

お米のこれが知りたい!

お米の保管場所は?

ペットボトルに入れて野菜室で管理するのが良いでしょう。
冷蔵庫は乾燥しているので、そのまま入れてしまうとお米が乾燥してパサパサになってしまいます。

どんな水が炊飯にはいいの?

一番、浄水器の水が適しています。硬度の高いミネラルウォーターで炊くとカルシウムが多いので黄色く炊き上がります。
また、水を吸収しにくくなるため、ごはんが硬くなるのでミネラルウォーターで炊く場合、硬度が40~60の軟水が良いでしょう。

炊き上げたご飯の保管の仕方

多めに炊いた場合はふんわりラップで小分けにして冷凍庫で保管して下さい。
後でレンジで加熱した時に熱伝導が良く、ふっくら元通りのごはんができあがります。

ごはんパワーってこんなにすごい!

ごはんで健康!

ごはんは粒でできているので、よく噛んで食べるようになります。
そのため、粉でできているパンや麺類に比べて消化吸収や血糖値の上昇もゆるやかで、インスリンの分泌がなだらかなのが特徴です。
糖尿病の方にもオススメです。
ごはんはよく噛んで食べるため、食べ過ぎを防ぎ、ダイエットや肥満予防にも良いのです。

また、よく噛むことで唾液が出ます。唾液は食べ物の消化をよくしてくれるだけでなく、口の中を綺麗にし、虫歯を予防してくれます。
しっかり噛むことであごや顔の筋肉・骨を強くします。

ごはんの栄養を知ろう!

朝ごはんは脳のエネルギーのもと

脳をはたらかせる栄養素はブドウ糖。ブドウ糖とは、ごはんなどに含まれる栄養素のことです。
寝ているあいだも脳ははたらいているので、夕食でたくわえられたブドウ糖は、朝にはカラッポです。
脳を元気にはたらかせるためには、朝ごはんをしっかり食べて、脳にブドウ糖をとどけることが必要です。

ブドウ糖がたりなくなると、イライラしたり集中できなくなったりします。朝ごはんをしっかり食べると、やる気がでて1日の過ごし方にまで影響します。
朝ごはんを食べるのと食べないのでは、こんなにも差がでてしまうのです!

ごはんは太らない

「ごはんを食べてダイエット」
茶わん1杯のごはん160kcalに相当する食べ物の目安


茶わん1杯のごはん
  • 菓子パン3/4コ(60g)
  • 食パン6枚切りの1枚(60g)
  • もち1切れ(60g)
  • ゆでうどん1/2玉(140g)
  • コーンフレーク2カップ
  • クラッカー 10~12枚
  • 干しうどん(50g)
  • ゆでそば2/3玉(140g)
  • パンに比べて脂肪分が少ない点も魅力的です。

    お米のいろいろ

    お米の役割

    例えば大豆は、日本での自給率がわずか5%です。 冷害などの凶作によって海外で大豆が作れなくなり、輸入が止まってしまったら、どうなるのでしょうか? 大豆の輸入が止まってしまったら、値段が上がり、毎日食べている味噌汁が週に何回かしか食べられなくなってしまいます。
    大豆だけでなく、他の食品も輸入が止まってしまったら、普段の食卓はどうなってしまうのでしょうか?
    味の薄いお味噌汁、魚も少しだけ、野菜もお腹いっぱい食べられません。 でもごはんだけは変わらず残っています。お米は国内で自給自足することができるからです。 お米は日本にとって貴重な存在です。 この自給率を下げないためにも、お米と田んぼを守っていかなければいけないのです。

    のぞいてみよう!炊飯器の中

    お米が食卓に届くまで

    お米が多くとれる国(モミ量)

    日本だけでなく、世界でもたくんのお米が作られています。中国は世界一のお米生産国です。
    日本は11位に位置しており、狭い国土の中で、高い生産量を誇っています。
    順位 国名 生産量(万t)
    1 中国 20,961
    2 インド 17,765
    3 インドネシア 5,460
    4 バングラデシュ 5,459
    5 ベトナム 4,345
    6 タイ 2,836
    順位 国名 生産量(万t)
    7 ミャンマー 2,627
    8 フィリピン 1,881
    9 パキスタン 1,112
    10 カンボジア 1,089
    11 日本 1,053
    世界 75,547

    資料:国連 FAOSTAT(2020年12月22日版)

    田んぼの役割

    田んぼは、お米を作るだけでなく、環境を守るものとしても、とても大切な役割をはたしています。

    田んぼの生き物

    豊かな水を蓄えた田んぼには、たくさんの生き物が暮らしています。
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